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戦争映画の一方的評論
 
「人間魚雷出撃す」 評価★★ 裕次郎はあわねえなあ
1956日本(日活) 監督:古川卓巳  主演:石原裕次郎 
85分 カラー
(2002/12 スカパーチャンネルNECOで録画したものを視聴) 

 昭和20年になり海軍は特攻兵器である人間魚雷「回天」の訓練を続ける。搭乗員である黒崎中尉(裕次郎)らは日々の鍛錬にいそしむ。 7月になりついに黒崎中尉は続 けられ、黒崎中尉(石原)ら搭乗員4名は潜水艦伊58に乗船して出撃する。艦長はできるだけ人間魚雷回天を使いたくないのだが、血気盛んな特攻隊員は勇ん で出撃を要望する。通常魚雷と柿田中尉、久波上曹の特攻で敵空母と巡洋艦を撃沈するものの、黒崎と今西は艇の故障で出撃できない。そのまま帰還しようとし たとき、敵駆逐艦に発見され激しい爆雷攻撃にあう。黒崎中尉と今西一曹は手動で回天を操作し特攻し、駆逐艦を撃破する。
 裕次郎の他に出演者は長門裕之(今西一曹)、津川雅彦(今西の弟)、西村晃(航海長)、浜村純などがいる。長門演じる今西一曹は本当に子供っぽく、無邪 気な感じでちょっと違和感はあるものの言い演技といえる。その弟津川は若いです。それに対し、裕次郎演じる黒崎中尉は、ほかの裕次郎映画と同じで配役に合 わない。裕次郎が演じると、横柄で完成されていて、血色が良くて、こんな兵隊いないだろうと思うわけです。それにたかが学徒中尉のくせに妙に態度がでかく て、したり顔でちょっとバランスを崩しています。艇の故障で出撃できない苦悩や、戦争の無意味さを随所に出そうと試みてはいるようですが、彼にはこの配役 は無理です。
 面白いのは、回天に乗り込むシーンでしょうか。潜水艦の取付ハッチから入るのですが、その後の通信は有線でしょうか。それが故障するとハッチをたたいて モールス信号で連絡し合っています。
 というわけで、ストーリーそのものはまあそこそこですが、あまりお奨めしてみようとは思わない映画なのでありました。

(2002/12/18)

リンク
石原プロ HPより
日本映画データベースより

 興奮度★
 沈痛度★★★
 爽快度★
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