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戦争映画の一方的評論
 
「女狙撃兵マリュートカ 評価★★★ 赤軍題材のレア作品 
SOROK PERVYI(THE FORTY FIRST)
1956 ソ連 監督:グレゴリー・チェフライ
出演:イゾリダ・イズヴィツカヤほか  
91分 カラー


 1956年製作のソ連映画です。ロシア帝政時代の赤軍(ボリシェビキ=後に共産党)と白軍(貴族 層、帝政側)との戦いを背景にしたロマンス?映画。
 すごいのは、決して赤軍賛美ではないということ。白軍もさほど悪者に描いていないし、赤軍も人道的には描いていない。それも、ちょうどフルシチョフがス ターリン批判した時期であり、暗黒のスターリン主義が雪解けをはじめたことによる。すでにカラーを用いている点もすごい。
 ストーリーは赤軍の女性狙撃兵マリュートカが捕虜にした白軍中尉を護送中に難破し、無人島に2人で漂着したところ、二人の間に愛が生まれる。しかし、マ リュートカは最後まで赤軍兵士の心を失わない結果。。。。
 監督のチェフライがこのマリュートカの姿勢をどのように捉えていたのかが気になるが、古くさい思想と捉えていたのか、共産党を信じる一途な姿と捉えたの か。それにしても、ソ連が崩壊した今見ても、十分に斬新と思える内容である。その後のソ連映画にありがちな間延びした映像もそう多くはないし、盛り上がり という点ではさほどでもないが、評価できる映画だ。ただ、マリュートカと白軍中尉が浜辺でいちゃつくのはどうもいただけないな。見ていてへそがくすぐった くなる。
(2004/03/25)

興奮度★★
沈痛度★★★★
爽快度★
感涙度★★

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