戦争映画の一方的評論
 
「壮烈第六軍-最後の戦線 評価★★★ ドイツ軍内部の矛盾をネタに 
STALINGRAD: DOGS, DO YOU WANT TO LIVE FOREVER?
1958 西ドイツ 監督:フランク・ウィスパー
出演:ヨアヒム・ハンセンほか  
モノクロ

 dvd戦場ロマンシリーズ第1弾の「壮烈第六軍!最後の戦線」を見た。これはスターリングラード攻防戦で孤立したドイツ第六軍の悲劇を描いた もので、ドイツ作で内部の批判的状況を描いた秀作だ。ストーリーは一人の砲兵中尉を中心に無能な上司や勇敢な部下を描いている。実際はもっと飢餓状態で無 秩序だったのかもしれないが、それでも混乱した状況をうまく描いている。印象的なのはソ連軍との一時休戦。また、兵器としては多くはないが、ソ連軍戦車や ドイツ軍輸送機(機種名わからない)が出ている。映像的にもリアルでストーリーとしても十分映画になっているのでいいです。
(2004/04/02)

興奮度★★★
沈痛度★★★★★
爽快度★
感涙度★

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