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戦争映画の一方的評論
 
「橋」 評価★★★★ 子供兵士がびびってるんだよー 
1959 ドイツ 監督:ベルンハルト・ヴィッキ
出演:フォルカー・ボーネット、フリッツ・ヴェッパー、ミハエル・ヒンツ  
104分 モノクロ

 名作と呼ばれる映画。とにかく重くへこむ映画だ。かつてテレビ(スカパー?)で見たような記憶があるが、ついにDVDを購入して再度 視聴した。

 あまりに哀れな少年兵達の姿は涙を誘う。上官の命令に忠実にかつ妥協を知らない無垢の心。大人は賢く、無責任に逃げていく。全てが彼 らを死に追いやっていくのだ。どの戦争でも少年兵達が最後にはかり出され命を落としていくものだが、ここまでストレートに描かれるとなんとも言葉がでな い。前半が比較的ゆっくりと慕情的に展開するので余計後半はへこむ。こういう映画は、教育映画として青年達に見せることで戦争や暴力のむごたらしさを教え ることができるのではないかと思ったのであった。日本の少年飛行兵の特攻隊にもつながるものがある。

(2003/03/03) 

興奮度★★★
沈痛度★★★★★
爽快度★
感涙度★★★★

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(以下あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧下さい)
 1945年4月、ドイツ敗色の濃い中、兵員の補充に苦慮したドイツは連合軍に対峙する前線の 小さな町で、高校低学年の少年7人を町に 駐屯する装甲大隊に徴兵する。本当に少年のままの子供たちは名誉ある戦いに参加できる意気込みで意気揚々だ。そんな姿を見た彼らの教師は、大隊にいる元教 員の軍曹に、どうせ使いものならないのだからということで、安全な任務につかせるよう頼む。軍曹は、はじめは断るが、いよいよ連合軍が迫り、実際の配備に 際して彼らを戦場となる予定のない戦略上価値のない橋の守備にまわす。少年兵達は重要ではない橋の勤務に真面目に取り組む。
 しかし、運命のいたずらは彼らを戦場に巻き込む。少年達の小隊の隊長である伍長が味方の憲兵に誤認で射殺されてしまう。素人同然の彼らを指揮するものが 不在のまま、連合軍が迫ってくる。次々と彼らが守る橋をドイツ軍の将兵が撤退していく。しかし、彼らに撤退を伝える者はない。さらに、橋を爆破する予定が 遅れる。
 住民の一人が彼らに撤退を促す。しかし、彼らはそれを真に受けず笑い飛ばすのだ。そして、ついに米軍の機甲部隊が彼らの橋に向かってくる。少年兵達は、 撤退することを知らず、何台もの戦車に7人で立ち向かうことになる。アメリカ兵の「子供と戦うつもりはない」という言葉を無視し、打ち倒してしまう。そし て次々に倒れていく。勇敢なのか、無知なのか無謀な戦闘に失われる少年の命。また、それを見て恐怖にびびり、ひきつり、パニックになりながら降伏の仕方も 知らない少年兵たち。やはり彼らは子供だった。。。。

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