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戦争映画の一方的評論
 
「コマンドー軍団2 (コマンドー・レオパルド) 評価★★ 独裁政権と戦う革命ゲリラ
COMMANDO LEOPARD
1985 西ドイツ・イタリア(スイス) 監督:アンソニー・ドーソン
出演:ルイス・コリンズ、クラウス・キンスキーほか
88分 カラー


 南米の某国において、独裁政権側の政府軍と革命ゲリラが戦闘を繰り広げるアクション映画。某国という設定だが、大統領側で外国(多分アメリカ)からの援 助が打ち切られたとか、大統領側近部隊と政府軍が必ずしも一枚岩でないあたりから、エル・サルバドルかニカラグアあたりをネタにしているような気がする。もちろんフィクション。
 大統領側は悪者で、革命ゲリラ側が善玉として描かれてはいるが、内容的には政治的な指向は一切なく、完全にアクション一本で筋が通っている。ただ、革命 ゲリラ(多分左翼)が民衆を救うという設定はアメリカ製作ではできなかったところでしょう。監督はイタリア人だけど、なんとなくマカロニウエスタンと言え ばそんなような気もしないでもない。
 アクションは、ダム破壊、車輌爆破、飛行機爆破、銃撃戦となかなか派手。ダム破壊のシーンは明らかにミニチュア使用ではあるけれど悪くない。火薬使用量 もなかなか多く、銃撃戦にしてもケチ臭いものではない。味方もそれなりに撃たれるし、ゲリラ戦としては十分見ることが出来るだろう。もちろん、この手に必 須のおねえちゃん(女ゲリラ)も登場。だが、女だてらに銃をぶっぱなすだけでなく、適度に撃たれて看護役にも回る辺りは好感が持てる。
  登場する兵器は、当然の事ながら多くはない。政府軍側のヘリとしてベルUH-1ヒューイと民間型のベルB206が出てくる。ヒューイの機銃手からの銃撃の 他にベルB206の脚部前方部から火炎放射器を放っていた。あとは小火器類のみ。それにジープやトラック、列車、旅客機を混ぜてそれなりに見せるあたりは さすが だ。


興奮度★★★
沈痛度★★

爽快度★★★
感涙度★

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(以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧ください)

 南米のある国では、ホゴサ?大統領の独裁政権による民衆圧政が続いていた。これに対抗する革命ゲリラのリーダーカラスコは大地主の息子でありながら、ゲリラに身を投じている。
 今度のゲリラ作戦は政府の作ったダムの破壊である。ダム建設技術者ホセの手引きでダムの破壊に成功するゲリラだが、ホセが負傷してしまう。近隣の村にゲ リラは休息を取るが、直後その村は大統領の傭兵部隊が報復と称して村人全員を殺害してしまう。ホセはカラスコの恋人で元医学生のマリアとともに町の教会病 院に身を預ける。そこには政府軍側の負傷者もいたが、フリオ神父は公平に面倒を見ていた。
 カラスコらは次なる作戦として政府軍の輸送車列を襲う。しかし、不運にもゲリラ側の傭兵スミティが補えられてしまう。そのころ、町の教会に大統領傭兵部隊長シルベラ大佐の部隊が突入し、ホセは射殺されてしまう。
 カラスコはスミティの救出に赴く。スミティは拷問を受けるもなんとか脱出。その際に同じく捕らえられていた2名も合流し、大統領が民間機で視察に出かけ る情報を得る。カラスコは民間機の爆破を計画。飛行場に潜入し、民間機にバズーカを発射しようとしたその瞬間、別の者が民間機を撃墜する。実は、シルベラ 大佐の罠だったのだ。世間にはゲリラのカラスコが撃墜したと情報を流し、カラスコは世間からも厄介者扱いされるが、フリオ神父だけはカラスコを信じてい た。
 カラスコは最後の作戦として政府の石油精製所の爆破を計画。元精製所の神父であったフリオに協力を頼み、精製所に潜入して爆破を試みる。列車に取り付けた爆薬の誘爆で作戦は成功する。
 カラスコは、神父と村人たちに危害が及ぶことを懸念し、国境を越えて逃げることを諭す。しかし、先回りしていたシルベラ大佐の傭兵部隊が彼らを襲う。し かし、ゲリラの活動に手を焼いた大統領は国外に逃亡。さらに、かねてより大統領と馬のあわなかった政府軍のゴメス総司令官、ビンテス?将軍は大統領及び傭 兵部隊シルベラに反旗を翻し、ゲリラ側と和解を結ぶ。追いつめられたシルベラ大佐にゲリラの怒りが向かう。その際、勇敢に戦ったフリオ神父が死亡。民衆は 「祖国は立ち直った」と喜ぶのだった。

 
 (2005/06/26)

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