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戦争映画の一方的評論
 
Geroge Stevens; D-Day to Berlin 評価★★ 従軍カメラマンの見たヨーロッパ戦線カラー映像
Geroge Stevens; D-Day to Berlin
1994
アメリカ・イギリス 制作:ジョージ・スティーブンスJr
出演:ジョージ・スティーブンスほか
44分 カラー


 アメリカのハリウッドカメラマンであった、ジョージ・スティーブンスが米陸軍通信隊(Army Signal Corps)の中佐として従軍し、ヨーロッパ戦線の映像をカラーフィルムに収めたものを、息子であるスティーブンスJrが記録映画として仕立て上げたド キュメンタリー。
 公式の映画として撮影されたものではなく、どちらかというとスティーブンスのプライベート日記として撮影されたもののため、映像に迫力はないが、当時と してはレアなカラー映像であることと、スティーブンスが見て体験した視点そのものという点でリアルである。
 実は本作は日本語版がなく英語版の字幕で視聴したため、私の拙い語学力では半分ほどしか理解できなかったのだが、内容的にはさほど濃いものではなく、戦 史のドキュメンタリーではなく、むしろジョージ・スティーブンスの従軍日記といった感じである。
 カラー日記は1944年6月6日のノルマンディ上陸作戦(D-Day)から始まる。ここでは、記録フィルムでは幾度も使い回される著名なシーンも挿入さ れるが、興味深いのは艦船上での映像である。続いて、フランス国内でもドイツ軍の抵抗戦があり、パリの解放へと移っていく。米陸軍第一軍司令官ブラッド レーとフランス軍ドゴールの凱旋風景、米第28師団のパレード風景が見える。興味深いのは時折写るレジスタンスの姿であろう。
 この後、バルジ大作戦を経てついにライン川を渡ることとなる。スティーブンスはそこでドイツ軍B集団32万人、25人の将軍の投降を目撃する。さらに危 険ゾーンと書かれたエリアでロンドンを恐怖におとしめたV1ロケット、やV2ロケットのエンジンの山を見る。
 1945年4月25日はベルリン南方で、ついに連合軍とソ連軍が合流し、ソ連兵と連合軍兵の交流シーンが見える。そして、スティーブンスはダッハウ強制 収容所で、彼自身が忘れられず信じられない、死体の山に出会う。やせ細った囚人達の姿とともに、虐殺に加担したSS122人が処刑され、何人かは囚人に よって撲殺されている。
 そしてドイツ軍の降伏とともに各地に逃れていた避難民が帰ってくるシーンが写される。
 本作は44分と短く、内容的にも日記調という事もあって断片的な映像になっている。従って本格的なドキュメンタリーと思ってみると肩すかしをくらうだろ う。こんなカラー映像もあったのだという程度の感覚でみることをお勧めする。

興奮度★★
沈痛度★

爽快度★★

感涙度★

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(以下 あらすじ ネタバレ注意)
特になし

(2006/03/01)

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