(以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧下さい)
ニューヨーク市警の警官アンドリューは同僚のルディとともに、密輸武器売買の現場の捜査に赴く。父のロジャーは元イギリス総領事の外交官で、息子の任務を
心配していた。武器売買はロシアンマフィアのクリモフが親玉であり、市警が現場を押さえようとした際にアンドリューはクリモフに撃たれて死亡してしまう。
ルディとロジャーは、ロシアに国外逃亡したクリモフを追ってアンドリューの仇を討つことを計画し、ロシアに入国する。まず、小組織のボスで情報屋のオレ
グと接触し、クリモフの居場所を聞くとともに銃を入手する。クリモフはほかの幹部らとともに飲食店におり、ルディとロジャーは店内に潜入する。そこで、ク
リモフとルディが遭遇してしまい、ルディは肩を撃たれクリモフは逃亡する。これとは別にロシア警察もマフィア摘発のために店内に突入する。店を抜けたクリ
モフは店外にいたロシア警察官デニスを殺害して逃亡する。
親友のデニスを殺されたロシア警察のブラッドはルディとロジャーを参考人として拘束する。しかし、二人ともロシア入国の理由を語らなかった。ロジャーは
監視の警察官を騙して逃亡し、再びクリモフの情報を得るためにオレグの元を訪れる。オレグからクリモフの愛人マーシャの家を教えられるが、その代価として
亡き妻の形見である指輪を取られる。ロジャーはマーシャの家に行くが、オレグの手先が抹殺にやってくる。ロジャーは命からがら逃げるが再びロシア警察の厄
介となる。
ロジャーが元米外交官と知ったロシア警察は国外退去を命じる。空港への移送中にロジャーはブラッドに全てを語って見逃してもらい、ブラッドはロジャーに
クリモフの逮捕を約束する。ブラッドはオレグのもとを訪れ、力で脅してクリモフの居場所を聞き出す。二人はマーシャの後をつけてクリモフを見つけ出すが、
クリモフは連邦保安局の保護下にあり手が出せなかった。不審に思ったブラッドは工作員のサーシャに情報を調べてもらうと、クリモフが単なる武器密輸だけで
なく、背後にもっと大きな組織がありそうなことがわかってくる。しかし、ブラッドは突然上司から捜査中止の命令を受ける。ブラッドは警察手帳と銃を返し、
民間人としてクリモフを追うことにする。
そんな矢先、ロジャーの旧友エドワードと連絡が付き、ロジャーはキエフ駅の2番ホームで待ち合わせする。しかし、エドワードはマフィア側の人間であり、
ロジャーとブラッドはクリモフらに捕まってしまう。二人は厳しい拷問を受ける。その頃サーシャは、エドワードやクリモフらがミンスクから盗まれた核弾頭の
売買を目論んでいることを突き止める。さらに、本拠地を突き止めることにも成功し、ロシア警察が急行する。
ブラッドは危機一髪のところで力任せに鎖を切って脱出。マーシャに殺されそうになっていたロジャーを助け出し、マーシャを殺害。さらに、クリモフとロジャーはフェンシングで一騎打ちとなる。ロジャーは見事クリモフを片づけ、核弾頭売買現場にはロシア警察が急襲する。
黒幕はシショフ議員であり逮捕される。いよいよロジャーの帰国となり、ブラッドは例の指輪をロジャーに返す。そしてシュワルツネッガーのファンであることを打ち明けるのだった。
(2007/03/20)
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