さよなら神岡鉄道
(06/11/23)
  近 くにいながら、一度も乗ったことがない富山県の猪谷から岐阜県の奥飛騨温泉口までを結ぶ神岡鉄道。それが2006年11月30日をもって廃線となるという ので、子供を連れて行ってきました。ちょうど紅葉のシーズンですし、廃線が決まったと言うことで大勢のお客さんが乗っていました。いつもは1両の所2両編 成でした。
 私は鉄道のことはさっぱりですが、せっかくのトンネルや線路などの施設が使われなくなるのはもったいないし、何より沿線の人々が寂しいですね。

猪谷(いのたに)駅に入ってきたおくひだ1号。通常だと1日あわせても100人程度乗客だということですが、今日はさすがに多くの人が来ていました。

囲炉裏列車としても有名です。座席の一部にこうした囲炉裏が切られています。

片道全行程40分くらいの距離で、かなりの割合でトンネルに入っています。しかし、開けた場所ではこうした美しい紅葉と峡谷美が広がっていました。

途中でテツヲタカメラマンが線路内に入ったと言うことで急停車もありましたが(笑)、無事奥飛騨温泉口駅に到着。ちなみに、2両編成のこちらがわはおくひだ2号でした。

猪谷←→奥飛騨温泉口。今月でおしまいです。

奥飛騨温泉口駅の入り口。しかし、この周辺ほんとに何もありません。

最後だと言うことでホームには食事やお土産品の出店も。「長い間ありがとうございました」の横断幕が泣かせます。

往復して猪谷駅に到着。これから奥飛騨に向かうお客さんもまだたくさんいました。さようなら神岡鉄道。うちのチビスケには乗った記憶も残らないんだろうなあ。