米陸軍の野戦服。フライトジャケットではな いが、機能性や着やすさから、最近特に人気がある。それまでのM-51に代わって、1965年に採用になったことからこの名称となっている。基本はオリー ブドラブ色で1980年代からウッドランドカモが登場し、1990年代まで採用されていた。素材は綿・ナイロンの混紡で、大きなポケットが前面に４つつい ていること、肩のエポレット（初期型はついていない）、薄いフードが襟後ろに収納されているのが特徴的である。インナーに防寒ライナーを取り付けることも できる。現物、中古品の流通量も多く、民間品コピー、ファッションブランドのアレンジ商品も数多く出ている。実物は「COAT,MAN'S,FIELD, M-65」や「COLD WEATHER」のタグ表示が多い。

着こなし方
　今や女性物、子供物まで大流行のM−６５タイプだが、それだけにアレンジされた商品が数多く出回っている。一般的にカジュアル風に着こなすこともできる が、近年ではスーツの上に羽織るコート代わりとしても着られている。サイジングは、どのような場面で着るかによって変わってくるだろうが、秋春ものとして 羽織るつもりならば、ライナーなしもしくは薄手ライナーのものをタイト目に選ぶのがいい。冬季にスーツの上に羽織るつもりならば、防寒ライナーのついたも のでややゆったり目を選ぶのがいい。ただし、近年の傾向で全般に腕周りがタイト目なので、スーツを着た腕が通らないといったことのないよう気をつけたい。 また、軍物系はハードな印象が強いので、パンツをきれい目なジーンズにしたり、インナーを柄物シャツ、色物のストールやマフラーではずすのもいい。

価格は調査時点での価格であり、ショップによって上下します。(2010/11/08 更新)
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ジャケット類は冬季限定商品ですので、更新は冬季のみですが、
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