正徳福  Kitechシリーズ 
ミグ MIG-25



  1976年にベレンコ中尉が函館空港に強行着陸したことでも知られるmig-25フォックスバット(Foxbat)。
 F-15の好敵手とも言われ、高々度迎撃機として高い能力を持っている。ロシアでは現役は引退しており、現在はアルジェリアやカザフスタンな どの空軍で運用されている(2004年)。


 キットは中国の正徳福というメーカー。彩色済みプラモデルとはいえ、お値段は約600円と微妙。造形は結構いい加減で、パーツ の合いは そこそこ。多分、どこかのコピー製品ではないかな。
 昔のプラモデルらしく、ダボなしの接着部分も多く、面倒くさい。さらに、塗装が接着剤のくっつきを阻害してうまくくっつかなかったりする。塗装が溶けて きて汚くなること も。やっぱり塗装済みの問題点だろう。添付済みのデカールも曲がっていたり、割れてはがれたりと劣悪。結局部分的に色の塗り直しをせざるを得なかった。こ んななら塗装されていない方が楽かも。
 さらに、資料を調べずに作っている方が悪いんだけど(汗)、キャノピーの凹凸が変。こんな形もあるのかと、そのまんま色塗ったら変だぞこれ。ちょっと半 開き状態なのか・・・。また、主翼車輪の取り付け方向の説明書きが反対。
 まあ、お手軽製品だからこんなものか。
(2006/01/18完成)


同じソビエト機を並べてみました。右はWCCL3のヤク9。こんなにも大きさが違うんですね。