双発機コレクション

ラインナップ 　　a bがノーマル　sがシークレット
０１　P-38J　ライトニング
ａ　P-38J-15-LO 第８空軍第２０大隊第５５中隊（20thFG 55thFS)
b　P-38J-10-LO 第８空軍第２０大隊第７９中隊（20thFG 79thFS)
s　P-38J　ドイツ軍捕獲機
０２　百式司令偵察機（キ46III)
a　百式司偵 III型甲　飛行第１５戦隊
b　百式司偵 III型乙　独立飛行第１６中隊
s　百式司偵 III型乙　独立飛行第１７中隊　
０３　Mosquito モスキート
a　モスキート B.Mk IV 第６２７スコードロン
b　モスキート FB.Mk VI 第８２スコードロン
s　モスキート B.Ｍk IV 第１０９スコードロン
０４　Hs129　ヘンシェル１２９
a　Hs 129B-2 第２地上襲撃航空団第１１飛行隊（第II飛行隊の間違い？）
b　Hs 129B-2 第１地上襲撃航空団第１１飛行隊（第II飛行隊の間違い？）
s　Hs 129B-3 第９地上襲撃航空団第４飛行隊

＊応募券６枚で抽選で300名にP-38J-15 Ｒ・ボング乗機が当たるプレゼントもある。

箱には０１から０４の番号が明記してあり、選択することが可能。ただし、a,b,sのどれが出るかはブラインド。
各機種にはデカールシールが入っている。ただし、大抵は特定機種となる。

ＢＯＸアソート情報　
　各ＢＯＸは各機種のa,bが必ず入っている。プラスどれかの機種のs及びダブリ１種。必ず、ノーマルコンプはする。
　３ＢＯＸ購入して、ノーマルコンプ３セット。各箱にシクレ一つずつ（０１，０２，０３）ダブリはいずれも０４ｂだった。
　後日、コンビニでばら売り（完全シャッフル済み）を発見。０１と０４が３つずつのＢＯＸの様子だったので、運に任せて０４を一つ購入したところ、なんと０４シクレであった。またまた運をこういうところで使ってしまった。これでフルコンプ完了。
　なお、シクレ位置は固定らしいが、ここで書くと問題が起きそうなので、しばらくは触れません。

双発機というこだわりのコンセプトが嬉しいところだが、出来の方はどうか。ぱっと見た目の印象は塗装が良くなっている。アクロチームコレクションの時のようなドボッとした厚い塗装ではなく、ＷＣＣとまではいかないものの、十分見ることが出来る塗装になっている。若干のはみ出しやキャノピーあたりのシャープさはないが、足回りまでこだわった塗装はＧＯＯＤ。造形の方はと言うと、アクロチームコレクション並といったところか。キャノピーの取り付け、分割ラインはやはり目立つ。その代わりではないだろうが、なんとキャノピーを開けると、パイロットが乗っているのだ（しかも彩色済み）。これだけで許してしまう。接着も完璧とは言えないが、製品管理は向上したようで、アクロチームの時に比べれば、接着剤はみ出しや傾き接着の例はほとんどない。総合的に見れば、予想以上の出来と言うことで合格点でしょう。また、今作は全機種にデカールがついている。デカールの質は良く、機体への貼り付きはかなりＧＯＯＤ。しかし、特定機種のためのデカールであることと、印刷精度が今ひとつなのが残念。

０１ａ　P-38J-15-LO 第８空軍第２０大隊第５５中隊シリアルno.43-28430。Roy.M.Scrutchfield大尉機。「440616 LOBINGIER, PAUL A. P-38J 43-28430 COLENORDEN, DANBURG, ESSEX 20 FLEW INTO GROUND　事故記録」もあるが・・・。側面のスコアは敵機、機関車、魚雷艇など多彩。尾翼マーキング拡大画像　機種デカール部拡大画像　この機種はＷＣＣＬ１と型こそ違えど競合しており、細かい造形を除けば、彩色等において遜色なし。	０１b　P-38J-10-LO 第８空軍第２０大隊第７９中隊コード記号「MC-Q」なので、Jess.O.Yaryan大尉機(42-67298) (42-67514)もしくはWoodrow.W.Williams中尉機(42-67998 440508 P-38J 42-67998 AAF STA 368 20 事故記録)ということとなる。 ■のテイルシンボルで第７９飛行隊であることが判別できるようになっている。15-LOとの違いは見た目上にはないと思う。　乗っているパイロット拡大画像
０１s　P-38J　ドイツ軍捕獲機不時着した機体をドイツ軍が捕獲し、実験飛行隊第２中隊として運用したものだとか。黄色のカラーリングは味方識別のためだそうだ。	０２a　百式司偵 III型甲　飛行第１５戦隊流線型機首のIII型甲。第１５戦隊はノモンハン事件頃は関東軍航空兵団配下だったが、昭和19年後半にはフィリピン方面第四航空軍第二飛行師団に編入されている。　キャノピー開画像
０２b　百式司偵 III型乙　独立飛行第１６中隊機首を段付きにして20mm砲を２門搭載した防空戦の乙型。36番機のマーク入り。暗褐色の機体。独飛第１６中隊は本土防衛隊として阪神中京地区を担当（大阪大正飛行場など）、Ｂ－２９撃墜14機などの活躍を見せている。　　　機種部分拡大画像	０２s　百式司偵 III型乙　独立飛行第１７中隊独飛第１７中隊は調布基地を拠点として、防空戦に活躍した。
０３a　モスキート B.Mk IV 第６２７スコードロンシリアルno.DZ633 AZ-D 第８航空団第６２７飛行隊所属機。1945/5/30に除籍。Mk.IVは627squadronで主に1943/11～1944/7頃まで運用された機種。　機首部分拡大画像　車輪部分拡大画像　（参考）Royal airforce 627sq 　list	０３b　モスキート FB.Mk VI 第８２スコードロンシリアルno.RF784 UX-N　太平洋戦線に送られた第８２飛行隊所属機。木製だが、強い日射から機体を守るためシルバー塗装してある。1946/10/8除籍。　機首拡大画像　（参考）Royal airforce 82sq Air of Authority - A History of RAF Organisation
０３s　モスキート B.Ｍk IV 第１０９スコードロンシリアルno.DZ319 HS-H　第８航空団第１０９飛行隊所属機で、夜間爆撃の先導（パスファインダー）出撃101回目記念マーキング仕様(1944/05)。1944/5/10の102回目ミッションで損害を受け、 1946/1/31除籍。機首はガラス風防の代わりにオーボエ（電波誘導システム）搭載。当然機体下面は黒色塗装。機首部分拡大画像　（参考）Royal airforce 109sq	０４a　Hs 129B-2 第２地上襲撃航空団第１１飛行隊 4./STG 2所属(第II飛行隊？第４中隊）1942年北アフリカ戦線。STG2(SchG2　地上襲撃航空団　シュラハトゲシュヴァーダー)は1942.12に組織され、1943.10に改編されるが、IGruppe（飛行隊）、IIGruppeはFW190が主要機で、独立した？4Stuffel（中隊）、 8StuffelがHe129を運用している。なので、箱書きの第１１飛行隊は第II飛行隊の誤植かもしれない。「青のＯ」。サンド色に緑のモットリング迷彩。下記のデカール例２のようにＯをＡにすることもできそう。機首部分拡大画像　　胴体下機銃画像　 (参考）実機写真（海外ＨＰ）　デカール例（海外ＨＰ）　模型例（海外ＨＰ）　デカール例２（海外ＨＰ）　Schlachtgeschwader 2（海外ＨＰ）
０４b　Hs 129B-2 第１地上襲撃航空団第１１飛行隊 8./STG 1(第II飛行隊？第８中隊）所属の1943年春東部戦線の「赤のＪ」ルドルフ・ハインツ・ルッファー（Rudolf-Heinz Ruffer）中尉機。７２両の戦車撃破だとか。この機の第１１飛行隊も第IIの誤植かな。実は、この機種６機も持ってます。下記のデカール例２のようにＪをＬに直して撃墜マーク消せばもう１機はなんとかなりそう。あと４機どうしよう。（参考）実機写真（海外ＨＰ）　デカール例（海外ＨＰ）　デカール例２（海外ＨＰ）　デカール例３（海外ＨＰ）　Schlachtgeschwader 1（海外ＨＰ）	０４s　Hs 129B-3 第９地上襲撃航空団第４飛行隊 14./SG9（第IV飛行隊第１４中隊）所属機。75mmPAK40L対戦車砲を軽量化した75mmBK7.5を機首に搭載したB-3型。（参考）B-3実機写真（海外ＨＰ）　デカール例（海外ＨＰ）　Schlachtgeschwader 9（海外ＨＰ）
応募当選品　P-38J-15 Ｒ・ボング乗機シリアルNo,42-103993　第５空軍　リチャード・アイラ・ボング少佐機で米軍撃墜王でもある。ノーズアートに恋人のマージ・ヴィッテンダールの肖像が書いてある。（参考HP）デカール例（海外HP）　ボング少佐及び写真（海外HP）　第５空軍（海外HP）	各機種大きさ比較　モスキート大きいね