コンバットビークル

ラインナップ　全５種類　カプセル入り
１　大日本帝国海軍　３式戦車チヌ
２　sd.Kfz.101　Ｉ号戦車B型
３　sd.Kfz.161　4連装2cmFlak38搭載IV号対空戦車　メーベルワーゲン（試作型）
４　sd.Kfz.234/1　８輪重装甲車
５　sd.Kfz.162　ブルムベア

　相変わらずユージンは間隙を縫ったラインナップでの登場。前回も1/144スケールでは一般流通品初の９７式中戦車チハのガチャプラモを出したが、今回も大日本帝国陸軍の３式戦車チヌが登場。あまりにお涙ものの登場だ。全車種量産品では初登場だ。
　車台部分はダイキャスト製。上半部にＡＢＳ・ＰＶＣ素材を用いたもので、モールドの甘さははっきり言って否めない。転輪部は特に簡素でワールドタンクミュージアムなどとは比べるまでもない。しかし、やや離れてみるとそれなりに見えるので、いわゆるガシャポンものとしては上出来の部類と言えるのではないだろうか。もちろん砲塔も旋回する。シリーズ物として次弾を期待できる内容である。

１　大日本帝国海軍　３式戦車チヌついに出たチヌ。１式中戦車の車体に 75mm90式野砲を搭載。1944年に生産開始されたが、本土決戦向けに160両余りが国内配備されたに過ぎなかった。ガチャプラモのチハと比較すると車高がチハの方が高い。チハも高すぎるが、チヌは低すぎるような気もするのだが。	（左）裏側　　　　　（右）ガチャプラモのチハと並んで
２　sd.Kfz.101　Ｉ号戦車B型	小さいI号戦車には兵士が４体ついている。この兵士の出来は悪くない。I号戦車としても量産品としては初めて。マーキングがやや厳しいがなんとか許容範囲内。
３　sd.Kfz.161　4連装2cmFlak38搭載IV号対空戦車　メーベルワーゲン（試作型）	3.7mmFlak43搭載のメーベルワーゲンの前身試作車。もちろん量産品初登場。2cm高射機関砲は上下に稼動する。モールドも結構良くできているのではないだろうか。 ←指摘を受けて気づきましたが・・・機関砲は前後逆についてます・・・・・・orz。手前が後部側です。むふふ
４　sd.Kfz.234/1　８輪重装甲車	これも量産品初登場。重装甲偵察車プーマです。この234/1は2cm砲の小型砲塔を搭載したもので、234/2は5CM砲と機銃を搭載した大型砲塔となる。ちょっとぬめっとしたモールドが残念だが、砲塔も旋回するしかわいい。
５　sd.Kfz.162　ブルムベア	初登場の突撃戦車。15cm重歩兵砲搭載のすごい奴。前面に機銃がついていないので、前期型ということになるのだろうか。ちなみに車体はIV号戦車の物を使っている。単調な色合いに見えるが、それなりに迷彩が施されており頑張っている節が窺える。墨入れすると格好良いかも。